落夏流穂のワンポイント

 


<冒頭の2拍目> 音程
B♭・D・Fの和音でバランスを取る。得てして音程が悪い
あくまでAはそれに乗せる形だけどメロディ(TP/Picolo注意)


<8小節目> リズム
各自リズムの形に注意が必要。歯切れ良く・・走らない4拍目裏
アクセントの位置を強調、力を込めると荒れてしまう。

<9小節目> Cla
BassClaから1番ClaまでBellToneの応用。注意


<16小節目> TPとHr
16小節目のTPとHrの三連符が揃いにくい、同じく17小節目のTimp
とTbの16分音符も


<24小節目から> 全員 音量
24小節目からのCrescを強調・・・ただし25小節目で爆発しない
25小節目はmfなので落ち着いた音量と響きを重視で

<41小節目にかけて>  音量
前の小節からのdimを意識して・・・楽器の数が減っているけれどそれ以上
に音量変化41からはしっとりと甘く42からのTpは極力Pで【囁き】

<55小節目> 音程 調性感覚
55小節目から57に掛けての音程・・・特に56小節目の低音のCは意識強く
転調感を持って57へ

<57小節目> リズム
8分音符の刻みは快活さが命。タンギングの強さが目立つので息のスピード
を持って、拍が間延びしないようにがんばって工夫

<72小節> Fl Ob Hr
2拍Crescと記載があるが、73に掛けて2拍はMoltCrescビックリ場面
展開する

<73小節> Tb Tub Eu
DFAで音程を作るCを混ぜてバランスを崩しすぎない様に、多分意図的な不
協和音。音と音の間を空けずに埋め尽くす吹き方で

<76小節> TP
音を抜きすぎない・・・音が消えてしまう


<85小節> Ob 音程
B♭が低くなりそう・・・難しい音程ならば、音量的に抜くなど工夫を


<101から> 全員 テンポ
Stringendoが実際掛かるのは105小節目ぐらいが目安。基本的にテンポ感にズレ
ても大きな問題は無く、探るように吹くと気になってしまう箇所。しっかり入る!!

<137小節目> マリンバ
ほとんどソリ扱いなのでしかりと叩く、あまり聞こえない+ピアノとの合わせ大事

<153小節目から> 全員 テンポ
ちょっとテンポ上がります。161からメロディーパートがテヌート気味になりすぎてしまい
リズム感が見えにくくなる。6/8の特性を活かす!シンコペーションの箇所が多いです。
161からのメロディーはリズムを大事に特に最初の小節(Cl S・Sax)

<153~181まで> テンポ 金管系
リズム感とメロディの要になるので、楽譜をさらって欲しい箇所です。特にメロディは
あいまいなテヌート吹きをしないように極力

<209> 強調 リズム
拍の頭に強烈なアクセント!アクセントは力では無く、響きの長さや音の充実で作る
その為の変拍子であることの理解が必要です。

<213> 音程 金管楽器
音の長さもさることながら、音程が合いにくい箇所 F G♯ Dの和音になるはずなの
で、不慣れな調性なので合いにくいかも

<221からは> 音量
221からは壮大なコラールのイメージを充実させてもらえると良い
EspressではなくSonoreで吹く、1音1音の充実と長めの音符で吹くこと

音量が常にMAXにならないように注意する必要がある。221の段階でffと記載
だが、奏者の気分的にはmfかf程で十分です。